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元商社マンが発見した古代の商人たち  新刊

元商社マンが発見した古代の商人たち

弥生時代・古墳時代の日本列島に古代〝総合商社〟があった!? 阿曇系・宗像系海人族が創業した古代商社ビック2の実像に迫る!

著者 布施 克彦
ジャンル 新書 > 歴史新書
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2012/01/25
ISBN 9784862488848
判型・ページ数 新書・272ページ
定価 本体820円+税
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目次

【序 章】弥生時代、日本列島に「商社」が誕生した!?
1 なぜ「総合商社」は日本列島で誕生したのか 
日本にしかない存在/総合商社は何も残さない/列島の先にあった先進的
な文明/外国好きで内向きの人々/権力も外向きは苦手
2 海人社会から生まれた古代商社 
軽視されてきた海の歴史/農耕民はなぜ海を渡ったのか/東アジア海域に
いた海人集団/情報ネットワークと機動力/漁撈からビジネスへ

【第一章】古代商社の機能と拠点 
1 古代商社のアイデンティティの源は何か? 
海人集団の連携体制/信仰を通じた結束/古代商社の社員バッジ
2 古代商社の機能を考察する 
海人社会の機能分化と複雑化/現代の総合商社を凌ぐ機能/軍需にも対応
した商社/古代商社のビジネス拠点/古代商社の物流拠点/必ず目印が
あった物流拠点
3 古代商社の拠点はどこにあったか? 
那津=阿曇氏の本拠地/鐘崎=宗像氏の本拠地/筑後川下流=対江南交易
の拠点/恵曇=出雲の外港/牛窓・高島=吉備の外港/阿多=南海交易の
基地/対馬・浅茅湾=朝鮮半島への中継貿易港/五島・三井楽=西海交易
の十字路/引津=邪馬台国の玄関口/難波津=王都の外港

【第二章】古代商社の事業戦略の変遷 
1 古代商社・黎明期のビジネス・スタイル 
きっかけは黒曜石/ビジネスを高度化させた貝取引/翡翠ビジネスと出
雲・高志の関係/玉商権を巡る争い/出雲系古代商社の反撃
2 青銅器ビジネスと商社機能の進化 
謎に包まれた青銅器の用途/銅剣、銅鐸は古代商社の創作商品?/三角縁神獣鏡もヒット商品か?/素材はどこから来たか?/ヒントは対馬にあり
/古代版リサイクルビジネス/銅剣が大量に埋められたわけ/出雲・荒神
谷は物流センター?/北九州から出雲へ
3 鉄を巡る古代商社の興亡 
古代商社をビッグにした鉄取引/弁辰の「鉄の交易センター」/鉄源の確
保を求めて朝鮮半島へ/半島進出を主導した古代商社/進化する鉄取引/
製鉄技術移転の謎/大和政権の弱腰?/技術移転を巡る古代商社の影/技
術移転の先延ばし戦略/国内製鉄の開始と古代商社の転機

【第三章】古代商社ビッグ2の実像に迫る! 
1 阿曇商事──海人族のエリート集団 
天皇家と同じ出自/ワタツミ神社と阿曇氏の足跡/弥生時代に迎えた黄金
時代/世の変化を見誤った?/ライバル商社の台頭/阿曇商事の巻き返し
/九州ビジネス拠点の新戦略/未遂クーデターへの加担/「磐井の乱」と
懲りない人々/苦闘する阿曇一族/吹き始めた逆風/命運をかけた白村江
/職を解かれて失脚/安曇族のその後
2 宗像物産──大和政権の成立に貢献した海人集団 
宗像のルーツ/孤島・沖ノ島を神聖視/ルックイースト作戦/出雲に築い
た一大拠点/衝突・協業するビッグツー/瀬戸内海への進出/大和政権の
強大化への貢献/半島進出を促す/絶頂期をむかえた宗像一族/有明海航
路と水間氏/一族の危機と隆盛/宗像神の変身作戦/宗像氏のその後

【第四章】時代順にビジネスの実態を推理する 
1 古代商社前期(弥生時代)の組織 
営業マンと駐在員/航海専門の輸送部員/保険部員と守護神
2 古代商社前期(弥生時代)の取引 
基本は物々交換/まずは水産品との交換/弥生時代の輸出商品群①/弥生
時代の輸出商品群②/国内商品調達の方法/海外商品調達の三大市場/古代交易の商談/求められたリスクへの対応力/取り決めと契約書/受渡し
場所はどこか?/信用取引の発生/在庫戦略と物流センター
3 古代商社後期(古墳時代以降)の組織と取引 
大和政権による中央集権体制/大和政権下の古代商社/二大商社の情報操
作/対外通商の一本化/古代商社冬の時代へ/古代商社の消滅/古代商社のDNAはいつまでも
あとがき

おもな参考文献

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内容説明

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弥生時代・古墳時代の日本列島に

古代〝総合商社〟があった!?

 

阿曇系海人族・宗像系海人族が創業した

古代商社ビック2の実像に迫る!

【古代北東アジア全域で彼らは誰を相手に何を商っていたのか?】

著者紹介
布施克彦(ふせ・かつひこ)
1947年、東京都生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社(三菱商事)に勤務。
おもに鉄鋼貿易業務に携わり、海外各地で約15年を過ごす。
その後、精密機器メーカー勤務を経て著作活動に入る。
おもな著書に『54歳引退論』『昭和33年』(いずれも、ちくま新書)、
『島国根性を捨ててはいけない』(新書y)、『男なら、ひとり旅。』
『世界の常識VS日本のことわざ』(いずれもPHP新書)、
『負け組が勝つ時代』(日経プレミアシリーズ)など多数。

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