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宇喜多秀家と豊臣政権  新刊
秀吉に翻弄された流転の人生

宇喜多秀家と豊臣政権

嗚呼! 無念栄光の時代を享受した〝政権の プリンス〟は、関ヶ原敗戦後に逃亡、 流罪人として50年を八丈島で生き抜いた

著者 渡邊 大門
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2018/10/05
ISBN 9784800315809
判型・ページ数 新書・272ページ
定価 本体980円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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嗚呼! 無念 
栄光の時代を享受した〝政権のプリンス〟は、
関ヶ原敗戦後に逃亡――
その後、流罪人として50年を八丈島で生き抜いた!!

◎世の中の常識
秀家の父は、西国の策謀家として知られる宇喜多直家。
幼少時から秀吉の寵愛を受け、秀吉の養女・豪姫と結婚。
若くして「五大老」の一人に任命され、
関ヶ原合戦では西軍の主力として戦う。
◎本書の核心
豊臣政権の〝貴公子〟と言われた秀家。
しかし、実態は過重な軍費負担などで、
家中の統制も乱れがちだった。
政権内の矛盾も背負い、関ヶ原敗戦後は、
一転して過酷な人生が待ち受けていた。

渡邊 大門 わたなべ・だいもん
1967年神奈川県生まれ。関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業。
佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。
博士(文学)。主な著書に『戦国の交渉人――外交僧・安国寺恵瓊の知られざる生涯』
『秀吉の出自と出世伝説』(いずれも洋泉社・歴史新書y)、
『宇喜多直家・秀家――西国進発の魁とならん』(ミネルヴァ書房)、
『戦国時代の表と裏』(東京堂出版)などがある。
はじめに――政権内で異例の出世を遂げる
  
序章 宇喜多氏の出自と前史

有力な二つの説/『宇喜多能家寿像画賛』などの記載/
「児島高徳後胤説」と児島高徳/備前国児島と宇喜多氏/
宇喜多氏歴代①――宇喜多五郎右衛門入道寶昌/
宇喜多氏歴代②――宇喜多宗家/宇喜多氏歴代③──宇喜多久家/
宇喜多氏と金岡東荘/商人的な性格を持つ宇喜多氏/宇喜多能家の登場/
能家の子息・興家/直家の登場/直家と宗景の抗争/信長との和睦/
足利義昭の調停/直家と宗景の決別/毛利氏に与した直家/第一次上月合戦と直家/
秀吉軍の大勝利/その後の展開/別所氏の離反/第二次上月城合戦/
一進一退の攻防/直家の離反/直家が毛利氏を見限った理由/直家の死

【第Ⅰ部】 豊臣政権の〝栄光の時代〟を生きる

第一章 青年大名・宇喜多秀家

秀家の誕生と母のこと/母・円融院と秀家の兄弟/秀家の兄弟姉妹/
秀吉の中国計略/備中方面に向かった秀吉/宇喜多氏の立場/
備中高松城主・清水宗治/備中高松城の攻防/八郎と署名された発給文書/
秀吉と秀家との関係/続く秀吉と秀家との音信/豪姫のこと/
秀家と豪姫との結婚/秀家の栄達/宇喜多氏家臣の構成/
宇喜多氏の軍事動員力/家臣団の面々/家臣団の横顔/
家臣の知行高/朝鮮出兵に伴う加増/家臣団の掌握

第二章 天下統一戦を戦った秀家

討ち続く内乱/中国国分について/宇喜多領の画定/小牧・長久手の戦いと秀家/
紀州雑賀・根来寺攻めへの出陣/四国征伐への出陣/九州征伐への出陣/
宇喜多軍の活躍/小田原合戦から奥州仕置まで/岡山城下町の形成/
岡山城の改修/御用商人・来住法悦/産業の育成など/農業の振興策

第三章 秀家の栄達と芸能好み

栄達の道を歩んだ秀家/羽柴氏・豊臣姓の下賜と花押/聚楽第への行幸/
秀家の清華成/秀家と茶道の嗜み/秀家と利休との関係/秀家と連歌・刀剣/
秀家と能楽/能に打ち込む秀家/秀家と鷹狩り

第四章 検地・軍事動員と文禄・慶長の役

太閤検地の実施/兵農分離の実情/宇喜多氏検地の萌芽/
播磨西部などで行った検地/大幅な加増の意味/逃亡者などへの対策/
徹底された指示/文禄・慶長の役とは/朝鮮半島への出兵/秀家の行軍/
秀家の立場/漢城における秀家の陣所/秀吉の朝鮮占領政策/攻勢の朝鮮軍/
秀家の役割の変化/総大将としての秀家/晋州城の戦い/宇喜多軍の奮闘/
和平への転換/明皇帝の官職授与/朝鮮への再出兵/秀家にとっての文禄・慶長の役とは

【第Ⅱ部】 御家騒動、関ケ原、そして挫折へ

第五章 秀吉死後の急迫する情勢

五大老への道/五大老の起源/秀頼の補佐/秀吉が定めた御掟/
「秀吉の死」と五大老の成立/秀吉の遺言の意味/五大老・五奉行制の意義/
秀家の役割と序列/家康の不穏な動き/事の?末/優位だった家康と七将襲撃事件/
宇喜多騒動の勃発/事件の概要/襲撃犯は誰か/過酷な検地/
家臣団編成の問題点/家康の関与はあったのか/政治路線をめぐる混乱

第六章 関ケ原合戦と戦後処理

五大老たちの動き/家康暗殺未遂事件/輝元の思い/会津征討の開始/
西軍の決起/秀家の立ち位置/「内府ちかひの条々」/二大老四奉行人制の成立/
二大老四奉行人のシステム/豪姫の祈願/伏見城の攻略/伊勢攻略/
安濃津城の落城/岐阜城の攻防/東軍の様相/宇喜多氏の状況/戸川氏の調略/
明石氏の返答/残った宇喜多氏の家臣/人質の供出/いよいよ本戦に/
宇喜多勢の奮闘/敗れた西軍の諸将の扱い/その後の宇喜多氏領国

第七章 逃亡生活から八丈島・遠島へ

秀家の逃亡生活/白樫村での生活/進藤三左衛門の機転/
宇喜多氏家臣の処遇とその後/東軍に属した宇喜多詮家〈坂崎直盛〉の末路/
薩摩での逃亡生活/秀家が滞在した牛根/秀家の処遇/秀家の引き渡し/
駿河国の久能へ/秀家の八丈島配流/秀家が暮らした大賀郷/
旧臣たちの心遣い/秀家のエピソード①/秀家のエピソード②/
秀家のエピソード③/秀家の最期
おわりに
主要参考文献
宇喜多一族・略年表

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