ホーム > お稲荷さんの正体

お稲荷さんの正体  新刊

お稲荷さんの正体

なぜ、他の神社数に比べてお稲荷さまが多く祀られているのか?源流を紐解きながら 古代より篤く信仰されていた霊験の謎にも迫る。

著者 井上 満郎
ジャンル 新書 > 歴史新書
シリーズ 歴史
歴史 > 歴史新書
出版年月日 2018/03/05
ISBN 9784800314345
判型・ページ数 新書・192ページ
定価 本体950円+税
  • 内容紹介
  • 目次

amazonで注文⇒   公務員試験マル秘裏ワザ大全2011年度版をアマゾンで購入

元来、渡来系氏族である秦氏によって神として祀られていた稲荷神だが、
江戸時代になると、他の神社にくらべて圧倒的に各地に流布し、
農業神から商業の神といった多様なご利益がある神として大衆に篤く信仰されていった。
現在でもいたるところで稲荷神を祀る神社や小祠・屋敷神を見ることができる。
本書は稲荷神社の源流を探りながら、稲荷信仰と日本人との密接な関わりを解き明かす。

月光稲荷──はじめに
私と稲荷神社/伊勢屋稲荷に/多様な稲荷祈願/もとは農業神

第一章 お稲荷さん以前
稲荷山の信仰/神体山/上賀茂の神山/
古墳か祭祀遺跡か/深草遺跡の姿/松尾大社の磐座

第二章 渡来人の秦氏
渡来人の渡来/文化・文明の伝来/秦氏の出自/
「波旦」のこと/「北海」のルート/
秦氏の渡来時期/巨大プロジェクト葛野大堰

第三章 伏見稲荷大社の成立
「伏見」の登場/伏見稲荷大社の創建/神社創建をめぐる史料/
和銅の創建/秦中家と秦伊侶巨/二人の生きた時代/松尾大社のこと/
秦氏の神官奉仕/伏見での秦氏居住/秦氏の郡司就任/秦氏と深草屯倉

第四章 稲荷神の諸相
イナリの名乗り/白鳥伝説/白鳥と殖産/「伊奈利」と「稲荷」/
稲荷神社の祭神/宇迦之御魂大神/佐田彦大神/大宮能売大神/
田中大神・四大神/〝狛犬〟の狐/狐の霊験

第五章 京都の稲荷神
「三つの社」/社殿の修造/時平と菅原道真/藤原貴族と深草/
「五つの社」へ/盛んな庶民の信仰/稲荷神への祈願/
祈雨と止雨/多様な祈願/刀伊入寇と将門の乱/
右大将道綱の母/末法のおとずれ/天皇の行幸/神階の授与

第六章 市民の稲荷神
官の祭から民の祭りへ/氏子圏の成立/「七条辺」の「産神」/
稲荷のまつり/稲荷祭の創始/稲荷祭の華やかさ/
闘乱・狂乱、過差/『明衡往来』の世界/
「稲荷御霊会」とは/稲荷祭を支えた「市民」/
二階建ての御旅所/初午行事/初午の開始/
初午の風景/「阿小町の愛法」/験の杉/
御旅所の成立/伏見稲荷大社の御旅所/
市町の人々/東寺中門御供と市民

第七章 稲荷神と仏教
神仏習合のありさま/神仏分離の実行/稲荷と東寺/
神輿の東寺立ち寄り/仏教側からの「偽妄」/
仏教側からの接近/荼枳尼天と稲荷神

第八章 武士と稲荷神
武士と稲荷/足利尊氏の信仰/応仁・文明の乱/
骨皮道源の布陣/全山焼失/足軽の〝活躍〟/
織田信長と豊臣秀吉/母と子と弟の平癒祈願/秀吉の狐狩り

お塚のその他──おわりに
「お山する」/お塚のこと/稲荷の未来

あとがき

稲荷山「お山めぐり」
○主なお稲荷さん 東日本
○主なお稲荷さん 西日本

このページのトップへ