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西郷隆盛の幻影
維新の英雄はいかにして作られたか

西郷隆盛の幻影

錦絵・肖像画、銅像に刻まれたいくつものイメージを解体し、 西郷の実像に迫る!

著者 森田 健司
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史
歴史 > 歴史新書
出版年月日 2018/03/05
ISBN 9784800314383
判型・ページ数 新書・224ページ
定価 本体980円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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大衆と権力がつくり上げた、国民的英雄の虚像!

◎世の中の常識
西郷隆盛は、道徳的な人格者であり、度量の大きな大人物であった。
明治維新政府に公然と反逆しながらも、傑出した人間的魅力で大衆の支持を集めた。
その後、幕末維新の功績から名誉回復がなされ、東京上野に銅像が建てられた。

◎本書の核心
西郷は、「敵/味方」で人を峻別し、傲慢で政治的知性に乏しい人物であった。
しかし、大衆の不満を背景に「反政府のカリスマ」として熱狂的な支持を得た。
その人気に不安を覚えた新政府は、西郷の政治性を剥ぎ取り、
現在の国民的英雄としてのイメージを形成した。



【著者】
森田健司(もりた・けんじ)
1974年兵庫県神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士
後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、大阪学院大学経済学部教授。
専門は社会思想史。特に、江戸時代の庶民思想の研究に注力している。
主な著書に『石門心学と近代―思想史学からの近接』(八千代出版)、
『外国人が見た幕末・明治の日本』(彩図社)、『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』
(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『明治維新という幻想』『江戸の瓦版』
(ともに洋泉社・歴史新書y)などがある。

カラー口絵「錦絵・西郷隆盛の世界」(森田健司所蔵コレクションより)

序 章 「西郷星」という希望
第一章 薩摩の「郷中教育」神話
第二章 「常住死身」の哲学
第三章 西南戦争が創った西郷のイメージ
第四章 「反政府のカリスマ」から「不世出豪傑=西郷」へ
第五章 世の中が不安定になると復活する「西郷人気」 
第六章 国民的英雄「上野の西郷さん」の完成

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