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時代劇の「嘘」と「演出」  新刊

時代劇の「嘘」と「演出」

せめぎ合う「史実」と「フィクション」! 「時代考証」は時代劇に必要か!?

著者 安田 清人
ジャンル 新書 > 歴史新書
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2017/08/04
ISBN 9784800313072
判型・ページ数 新書・256ページ
定価 本体950円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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「新選組隊士・坂本龍馬」はあり得るか?
大河ドラマの筋書きを変えた歴史の「新発見」!
“大きなウソ”も「鬼平」の魅力のひとつ!
仮面ライダーもガッチャマンも時代劇?

時代劇狂の歴史編集者が綴る、
偏愛的時代劇論!

【著者】
安田清人(やすだ・きよひと)
一九六八年生まれ。明治大学文学部史学地理学科で日本中世史を専攻。
新人物往来社で月刊『歴史読本』や書籍などの編集に携わり、
現在は編集制作会社「三猿舎」代表。共著に『名家老とダメ家老』(講談社)、
『世界の宗教 知れば知るほど』(実業之日本社)、
『時代考証学ことはじめ』(東京堂出版)などがある。
BSー11の番組『歴史のもしも』
『高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館』の歴史監修や司会を務めるなど、
歴史関連メディアの編集・執筆・監修などを手掛けている。

前口上―コウモリの弁明

第一章 時代考証が支えるNHK大河ドラマ

小谷城炎上のウソ―時代考証とは何か      
新選組隊士・坂本龍馬!?
つき崩せなかった「 一 夜城」      
「うつけ」ではいけないワケ      
歌舞伎役者にされた将軍      
ありえない信長の「タバコ」      
『平清盛』の「王家」論争
筋書きをも変える「新発見」      
「幸村」でなく「信繁」にこだわった『真田丸』

第二章 時代劇黄金期の考証家たち

司馬?太郎が絶賛した男
寺社奉行に踏み込む岡っ引き
絶対に割れない「大奥の鏡」
「江戸学の祖」も間違えた龍馬伝
吉川英治の「半可通」を叱る
襲撃犯から江戸研究家へ
人気作家を酷評する〝恐怖の連載〟
「皆殺し」にされた〝不埒〟な作家たち
海音寺潮五郎も参加した「サロン」


第三章 歴史小説家の功罪

「それらしさ」で読ませる人気作家
大衆文学復権に貢献した伝奇小説
危機を救った時代考証の参考書
虚実往還する山田風太郎の世界
「文庫書き下ろし」というカンフル剤
真っ暗な湯船で長話はできない
「重箱のお節」は明治以降のスタイル
重箱の隅をつつく時代考証は「用なし」か
座談会からうかがい知る現役作家の「時代考証」

第四章 新しい時代考証を求めて

「ウソ」にいかに説得力を持たせるか
歴史学者が「大河」を担当する理由
日本人の歴史感覚を支えていた鞍馬天狗
映像の中の「江戸」は史実と異なることだらけ
多士済々の研究者が集う「時代考証学会」
日本人の歴史の素養を作ってきたテレビ時代劇 
佐藤慶、奥田瑛二……役者にとって「史実」とは?

第五章 時代劇復興の牽引者たち

NHK時代劇のドラマを支える「言語考証」のエキスパート
高視聴率ドラマ『JIN-仁-』で名を馳せた女性時代劇考証家
〝したたかな龍馬〟を描いた『JIN-仁-』スタッフの意気込み
テレビ時代劇に足跡を残すカリスマプロデューサー
〝大きなウソ〟も「鬼平」の魅力のひとつ
女性コラムニスト、ペリー荻野の「時代劇愛」
映画史研究者として時代劇を「熱く」語る男
「時代劇が廃れた本当の理由」
『子連れ狼』原作者の至言
専業主婦から時代考証家へ
「赤紙」は〝自然災害〟にあらず

第六章 これもまた時代劇

日本美術の新ジャンルを拓いた挿絵文化
オファーを断るのも挿絵画家の見識
画料の数倍の史料を買い漁った挿絵画家
「売れっ子」は実体験にも学ぶ
リアリズム重視で歴史を「実況放送」
〝庶民は無力〟のイメージを覆す
視聴者サービスで加える「手心」
商業的に重要な「イケメン武将」
学習マンガ「監修」の難しさ
リアル戦国時代を描く『センゴク』の挑戦
発掘調査に発想を得たタイムスリップ作品
『へうげもの』が描く世俗と芸術の相克

第七章 特撮時代劇の系譜

特撮ヒーローものは劇場映画の対抗馬
カラーテレビ普及に貢献した大人気作品
フィクションの世界で洗練された「忍者」像
実在していた白影の「大凧の術」
二人の元時代劇少年が手がけた特撮忍者もの
ロケ地が限られた『嵐』の迷走ぶり
ライバルは〝変身ヒーロー〟
孤塁を守った記念碑的作品
〝戦隊もの〟の複数の遺伝子
和のテイストで作られた特撮時代劇の末裔たち
〝脱仮面ライダー〟を模索した和風作品
時代劇とコラボした劇場版『仮面ライダー』
庶民信仰を蘇らせた記念碑的作品
〝ごった煮〟が魅力の「ハイパー時代劇」
チャンバラ世界をアピールせよ
漫画化までされた平安の「スーパーマン」
アクション映画としての『るろうに剣心』
クリエイターと歴史家のせめぎ合い

後口上―大人の責任 

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