ホーム > 江戸の瓦版

江戸の瓦版  新刊

時代劇などで流布する瓦版のイメージを一新!何が書かれていた? 誰が作っていた?今に残る瓦版多数を紹介しながら、実像に迫る

著者 森田 健司
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2017/07/05
ISBN 9784800312747
判型・ページ数 新書・224ページ
定価 本体1,000円+税
  • 内容紹介
  • 目次

amazonで注文⇒   公務員試験マル秘裏ワザ大全2011年度版をアマゾンで購入

心中、敵討、火事、地震――実物の瓦版(かわらばん)を材料に、
庶民の好奇心に応えた〝非合法出版物〟の魅力に迫る!

◎世の中の常識
「瓦版(かわらばん)売り」は、テレビや映画の時代劇ではお馴染みの配役である。
人が多く集まる場所を狙って、現代の新聞の「号外」のように、
江戸市中の事件の真相を知らせるために小額で頒布されていた。

◎本書の核心
読売(売り子)は、ただ瓦版を抱えて売っていたわけではない。
顔を隠し(非合法のため)、時には三味線の伴奏をともなう
「肉声をもったメディア」でもあった。これが江戸庶民を夢中にさせ、
怪しげな読売は明治に入っても街角に生き続けた。


森田健司 もりた・けんじ
一九七四年兵庫県神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(人間・環境学)。現在、大阪学院大学経済学部教授。専門は社会思想史。
特に、江戸時代の庶民思想の研究に注力している。
主な著書に『石門心学と近代――思想史学からの近接』(八千代出版)、
『外国人が見た幕末・明治の日本』(彩図社)、
『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、
『明治維新という幻想』(洋泉社・歴史新書y)などがある。

はじめに
【第一部】 瓦版とは何か――瓦版の実像に迫る
序章 江戸庶民に愛された瓦版
  第一節 なぜ瓦版と呼ばれるのか
  第二節 なぜ瓦版の売り子は、顔を隠していたのか
  第三節 瓦版のネタは、誰が提供していたのか
  第四節 瓦版はどのように作られていたのか
  第五節 瓦版は新聞の元祖なのか
【第2部】 瓦版を読む
第一章 驚天動地「黒船」がやってきた
  第一節 現代マスコミを凌ぐ情報通だった瓦版屋
  第二節 瓦版から見える歴史の真実
第二章 熱狂「敵討」の瓦版
  第一節 庶民の娯楽だった敵討の瓦版
  第二節 敵討に女性と政治が絡めば大人気
第三章 この世の終わりか「安政江戸地震」
  第一節 安政江戸地震時に果たした瓦版の役割
  第二節 地震を笑い飛ばす鯰絵
  第三節 社会問題を批評する
第四章 まだまだある江戸時代の大事件
  第一節 闇へと消えたか「心中事件」の瓦版
  第二節 てぇへんだ「火事だ 喧嘩だ また火事だ」
第三節 大騒動「不思議な生き物」がやってきた
第四節 「海賊版瓦版」の怪しすぎる世界
第五節 瓦版の親戚「見立番付」の愉快な世界
第五章 泣き笑い 終わりゆく江戸時代
  第一節 江戸時代の終わり
  第二節 鳥羽・伏見の戦いと、上方の庶民
  第三節 江戸に向かう新政府軍
おわりに

このページのトップへ