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明治の金勘定  新刊

明治の金勘定

文明開化の頃のお値段はいくらほど? 現在との価格比較で明治の暮らしぶりがわかる 本邦初の「今昔マネー読本」

著者 山本 博文
ジャンル 新書 > 歴史新書
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2017/06/05
ISBN 9784800312594
判型・ページ数 新書・192ページ
定価 本体950円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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近代化に邁進する明治の物価はどうだったのだろうか?
また、明治時代の一円は現在だといくらの価値があったのか?
西洋文化の導入とともに新たな商品が生まれ高価な値段で売買された。
当時の自転車は今では高級自動車並みの値段、約四百万円相当だった!
食物、給料、文化、娯楽、交通など、
現代価格から換算すると、ホントの明治の暮らしが見えてくる。

はじめに 
序 章 波乱の船出を乗り越えていく明治新政府

◇政権は奪ったが金がない新政
◇新政府の三大経済政策 
◇明治時代の一円は現在ではいくらくらいか 

第一章 文明開化の新しい味覚
◇洋の素材を和に融合させた日本人 
牛肉百グラム▼三銭六厘(明治26年) 天皇も口にした新時代の食べもの 
牛乳一合▼四銭(明治34年) 東京の町中の牧場から新鮮な牛乳を配達 
玉子▼六個十五銭(明治32年) 需要が増えていくが供給が追いつかない 
アイスクリーム▼十五銭(明治35年) 侍に衝撃を与えた冷たい菓子 
アンパン▼一銭(明治38年) 苦心の末に完成した日本独自の菓子パン 
食パン一斤▼六銭(明治27年) 朝食はトーストという家庭が増えた理由 
カレーライス▼五〜七銭(明治35年) 西洋料理が基本にある国民食 
トンカツ▼十二銭(明治40年) カツレツを箸で食べる和食にアレンジ 
ラーメン▼六銭(明治43年) 世界で愛されるようになった日本の麵料理 
キャラメル▼十粒十銭(明治41年) ミルクを加えた新時代の甘味菓子 
コーヒー▼三銭(明治43年) 文化人たちは新時代の香りと苦味を好んだ 
ラムネ▼三〜三銭五厘(明治33年) 新しい味覚も現代では懐かしい味覚 
味の素▼百匁三円七十銭(明治42年) 「旨味」成分から生まれた新調味料 
ケチャップ▼三十五銭(明治41年) 観賞用のトマトを洋食のソースに 
イワシ▼一貫目二十八銭(明治30年) 代表的大衆魚が高級になった時もある
ジャガイモ一キロ▼二銭(明治33年) 洋食の普及から家庭料理にも登場 
マスカット▼一粒二銭五厘(明治25年) 温室栽培に成功したが高価な果物 
赤玉ポートワイン▼三十九銭(明治39年) 日本人が好んだ甘いワイン風飲料
ビール一本▼二十一銭(明治38年) 夏限定とされていた苦味が旨い飲料 
ゴールデンバット▼四銭(明治39年) 熾烈なタバコ戦争を経て専売制に 
日本酒一升▼三十一銭七厘(明治35年) 国家の重要な財源になった酒税 

第二章 急激に変化した明治の生活
◇攘夷はどこへいった 
電報▼国内十五字まで二十銭(明治38年) 遠く離れてもただちに情報を伝達 
郵便▼四匁まで三銭(明治32年) スマホ時代になっても利用される通信制度 
背広一着▼十五円(明治34年) 洋化政策で天皇も洋装し官吏の制服にも 
名刺百枚▼五十七銭(明治35年) 幕末から流行した身分証明書 
理髪料▼十五銭(明治34年) チョン髷を切り落としたザンギリ頭を奨励 
化粧石鹸一個▼八銭(明治44年) 舶来品より高価でも売れた国産品 
白粉▼十二〜二十五銭(明治34年) 新時代にも衰えない女性の美への追求 
写真撮影料▼七十銭〜一円二十銭(明治38年) 未来にまで残す貴重な記録 
ガス料金▼一立方米八銭五厘(明治31年) 初期には灯火に使われた新燃料 
新橋〜神戸間運賃▼三円三十八銭(明治33年) スピードの戦いとなった鉄道 
人力車料金▼一里六銭二厘(明治4年) 明治を代表する日本人発明の乗り物 
自転車▼二百〜二百五十円(明治32年) なんと現代の高給自動車並みの値段 
レコード▼一〜一円五十銭(明治44年) 音を録音し再生できることに驚愕 
マッチ十箱▼二銭(明治28年) 日本人の生活を地味に変化させた着火具 

第三章 収入格差が激しい大変革
◇薩長藩閥政府の中で 
総理大臣年俸▼一万二千円(明治43年) 明治時代より低い現代の総理年俸 
国会議員年俸▼二千円(明治32年) 富裕な地主層に選ばれた議員の歳費 
高級官吏初任給▼五十円(明治27年) 難試験に通れば国を牽引する人材に 
警視庁巡査初任給▼九円(明治30年) 薩摩中心の巡査が東京の治安を守る 
兵士給料▼二等兵九十銭(明治32年) 命を懸けるには安すぎる手当金 
夏目漱石の年収▼千八百円以上(明治37年) 常に優遇された帝国大学卒業生 
医師の年間所得▼三万六千円(明治32年) 成り立たない「清貧のための医療」
大卒銀行員初任給▼三十五円(明治31年) 近代化推進の担い手になった銀行 
お雇い外国人月俸▼千四十五円(明治5年) 欧米から必要な人材を高給雇用 
大工の報酬▼一日八十四銭(明治33年) 西洋建築に対応していった技術者 
霞ヶ関の地価▼千坪二十五円(明治2年) 超格安で払い下げられた都心部 
銀座の地価一坪▼三百円(明治30年) 例年話題になる銀座一坪の地価 
岩崎久弥年収▼約六十九万七千円(明治20年) 繁栄していった政商たち 

第四章 教育に力を注ぐ新政府 
◇国民皆学の根底に流れる尊王 
遣米女子留学生の学費▼年間千両(明治4年) 将来を見据えた開拓使の決断 
小学校の学費▼無償(明治33年) 初期の小学教育は義務でも有料だった 
東京帝国大学の年間授業料▼三十五円(明治37年) 日本興隆の人材を育成する
野球のグローブ▼二円八十銭(明治30年) スポーツも欧米から輸入された 
グランドピアノ▼七百五十〜千三百円(明治39年)音楽学校を開き西洋音楽を導入
新聞購読料▼四十五銭(明治39年) 時事からスキャンダルまで情報満載 
雑誌「中央公論」▼十二銭(明治32年) 「見る」「読む」新時代の情報発信源 
英和辞書▼九十銭(明治35年) 学生が必携したポケット版英和辞書 

第五章 新時代で遊びも多様化 
◇日本のレジャーの始まり 
上野動物園入園料▼大人四銭(明治35年) 学べて安く遊べる人気のスポット 
博覧会入場料▼大人五銭(明治36年) 産業促進に大きな影響を与える催し 
歌舞伎桟敷席一人▼五円三十銭(明治31年) 新旧が入り混じる新時代の演劇 
大相撲枡席一人▼五十六銭(明治33年) 消滅の危機を乗り越えた国技 
勝ち馬投票券▼五円(単勝・明治39年) 紳士淑女が集う競馬が畜産振興に 
映画鑑賞料▼十銭(明治33年) 銀幕のスターも登場し娯楽の王様の地位に 
帝国ホテル宿泊料▼五円(明治31年) 外国人受け入れに本格ホテルを整備 
伊藤博文の妾への手当て▼月に三百円(明治34年) どこから大金が出た? 

第六章 金が絡んだ明治の事件
○大坂の陣の約束履行を迫った真田家 
○尾去沢銅山を横領した井上馨 
○怪盗「電小僧」の犯罪 

参考資料 

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