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日本の製造業はIoT先進国ドイツに学べ

IoT時代からIoS時代へ モノづくり大国ドイツの憂慮と野望

著者 熊谷 徹
ジャンル 単行本
シリーズ ビジネス
出版年月日 2017/04/27
ISBN 9784800312310
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 本体1,400円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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IoT先進国ドイツが、政府主導で取り組んでいる
第4次産業革命「インダストリー4.0」――。
日本のメディアでは報じられていないが、インダストリー4.0の
真の狙いは「製造業のデジタル化」ではない。
いち早くインダストリー4.0の動きを日本に報じた、
ドイツ在住の日本人ジャーナリストが、
同プロジェクトの立役者に単独取材。
ドイツ国内の産官学の取り組みから、大手・中小企業の動向、
製造業vsIT業界の対立、米国との標準化問題、雇用格差の拡大、
そして影響が避けられない日本の製造業との比較まで、
21世紀最大の産業革命に直面するドイツの今を紹介する。
モノづくり大国ドイツの憂慮と野望に迫る一冊。

◆Chapter 1 第4の産業革命 インダストリー4.0の衝撃
インダストリー4.0の誕生と3人の生みの親
米国とは大きく異なる「ドイツ版IoT」
製品が自ら判断して指示を出す「スマート工場」
先行導入したBMWは電力消費量を31%削減
従来のFAではできなかった個別大量生産を実現
「スマートサービス」による新たなビジネスモデルの創出
インダストリー4.0のドイツへの経済効果は32兆円
ドイツの最高頭脳を集めた産学一体の研究同盟
インダストリー4.0の生みの親カガーマン
インダストリー4.0の陰の主役・ドイツ工学アカデミー
IoSによる新たなビジネスモデルの開発をめざす
IT業界と機械製造業界の重鎮が手を組んだ
ドイツ産業界の大黒柱ミッテルシュタント(中規模企業)
製造業界の危機感から生まれた工業生産のデジタル化
官民一体の推進組織「プラットフォーム・インダストリー4.0

◆Chapter 2 インダストリー4.0の真の狙いはスマートサービス
インダストリー4.0の本当の狙い
製造ノウハウをソフトウェアとして売る
エコシステムがIoTの神髄
時間短縮と経費削減で競争力を強化
スマートサービスの実現なしに第4の産業革命の成功はない
インダストリー4.0の本質を誤解しているドイツ企業

◆Chapter 3 米国のIoT の大潮流からドイツのモノづくりを守れ!
絶好調のドイツ経済
ドイツ経済の屋台骨は機械製造業
日本同様に製造業の比率が高いドイツ
ミッテルシュタントの強さの源はイノベーション力
効率を重視する国民性が生んだ職人気質
モノづくり大国を脅かす米国の人工知能の潮流
製造業に進出するグーグル、アップルの脅威
米国でもIoT推進団体が誕生
ドイツの製造業が米国IT企業の下請けになる!?
商品化で米国に先を越されるドイツ
ⅰモードを世界標準にできなかった日本
進む製造業のサービス業化
IoTをめぐる競争の鍵はスマートサービス
ディスラプション(破壊)の時代に消える職種
20年間で290万人の労働人口が減るドイツ
シリア難民を受け入れても労働力不足が解決しない理由
高技能労働者の移民を促進するドイツ政府
インダストリー4.0により生産性向上をめざす

◆Chapter 4 ドイツが直面するIoT時代のジレンマ
ドイツでインダストリー4.0が停滞している理由
機械製造業界vsIT業界 ドイツ国内の対立
IoT導入をためらう中小企業
ミッテルシュタントは下請けになる!?
製造ノウハウが盗まれることへの不安
ドイツ最大手シーメンスがプラットフォーム事業に進出
製造ノウハウの共有と保護の切り分け
中規模企業はソフトウェアを自前で開発できるか?
中小企業の参加なしにインダストリー4.0は成功しない
プラットフォーム・インダストリー4.0の企業支援活動
中小企業に実験の場を提供
インダストリー4.0は大量失業を生むのか
工場労働者にもプログラミングの知識が不可欠になる!?
影響力の大きい労組もインダストリー4.0を拒絶せず
20年以内に就業者の半分が失職の危機!?
デジタル化は格差を拡大させ「負け組」を増やす
IoT推進を民間企業だけに任せてはならない
「トランプはデジタル化の脅威を理解していない」
「負け組」に手を差し伸べる社会的市場経済の精神
デジタル時代の社会的市場経済
デジタル時代の職業訓練と学校教育
個人データの取り扱いに過敏なドイツ
ナチスや秘密警察による個人情報悪用の記憶
スノーデンの暴露で広がった米国への不信感
デジタル革命による監視社会化はすでに始まっている
デジタル社会のデータ主権をめぐる議論
「製品記憶」の所有権は誰のものか

◆Chapter 5 国際標準をめぐる独米接近の舞台裏
自国モデル「RAMI4・0」の国際標準化をめざすドイツ
ドイツと米国が標準規格の開発で協力へ
提携の仕掛け役はボッシュとSAP
米国の大統領が初めてドイツの工業見本市を訪問
「手に触れることができるインダストリー4.0」
独米がIoTのグローバルリーダーに
IoT標準化を重視するドイツ
IoT普及には標準化・規格化が不可欠
ドイツに進出する米国のIT企業
カガーマンの野望
独米が「IoT連合軍」を結成?

◆Chapter 6 日本政府はIoT普及の主導権を握るべきだ
大幅に出遅れた日本政府の対応
「日本はインダストリー4.0を実現する潜在力がある」
日本では理解されていないインダストリー4.0の本質
低かったメディアの関心と誤解
日独の最大の違いは国家主導の有無
シーメンスに匹敵する日立製作所の取り組み
すでにスマートサービスを実践する日立製作所
日本の大企業と中小企業の間に生じるIoT格差
ニッチ市場で世界を制する“日本のミッテルシュタント”
日本の中小企業の弱点はIT投資
「日本版IoTプラットフォーム」を創設し、
国際標準をめぐる議論に参加すべき
デジタル・プラットフォームが招く知財リスク
政府はIoTの雇用や教育への影響にも目配りを
EUが先行するIoT時代の個人情報保護の強化
IoTによる格差拡大を防げ

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