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国衆の戦国史  新刊
遠江の百年戦争と「地域領主」の興亡

国衆の戦国史

今川、武田、徳川氏が覇権を争った遠江国! 井伊・天野・小笠原氏たち「国衆」は、〝動 乱の時代〟をどう生き抜いたのか?

著者 鈴木 将典
ジャンル 新書
新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2017/04/05
ISBN 9784800312181
判型・ページ数 新書・240ページ
定価 本体950円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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大河ドラマの舞台は、本当はこうだった!
今川、武田、徳川氏が覇権を争った遠江国!
井伊・天野・小笠原氏たち「国衆」は、
〝動乱の時代〟をどう生き抜いたのか?

◎世の中の常識
戦国時代の主人公は、各地で華々しい活躍を続けた有力な戦国
大名である。彼らは、強力な軍事力を駆使して地域を統一し、
領国の拡大によって天下を窺う存在となる。

◎本書の核心
戦国大名の領国には、地元に基盤をもつ「地域領主」=国衆たち
が多く存在し、大名は国衆たちの存立を保障することが求められ
た。国衆たちは、複数の戦国大名の間で利害によって従属関係を
変え、生き残りを賭けて戦った。


鈴木将典 すずき・まさのり
一九七六年東京生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。
博士(歴史学)。現在、江東区芭蕉記念館学芸員・戦国史研究会委員。
元駒澤大学非常勤講師。主な著書に『戦国大名武田氏の領国支配』(岩田書院)、
『戦国大名武田氏の戦争と内政』(星海社新書)、
編に『論集 戦国大名と国衆8 遠江天野氏・奥山氏』(岩田書院)がある。

はじめに―――なぜ「国衆」が注目されるのか? 

[序章] 戦国時代の遠江と国衆 

戦国大名に勝利した国衆/国衆とは何か/室町・戦国時代の遠江の地
理的位置/本書に登場する国衆

【第一部】 今川氏に従う国衆たち 

[第一章] 駿河今川氏の遠江進出 

遠江の「戦国時代の始まり」/守護斯波氏の内訌/今川義忠の遠江侵攻
/伊勢宗瑞の遠江侵攻/今川氏親の遠江侵攻/明応の巨大地震/今川
氏と斯波氏の合戦(第一次)/今川氏と斯波氏の合戦(第二次)/今川
氏と斯波氏の合戦(第三次)

[第二章] 今川領国の内乱 

今川氏輝の家督相続と寿桂尼/天野氏の離反/「花蔵の乱」と「第一次
河東一乱」

[第三章] 戦国大名今川氏と遠江国衆 

今川義元の三河侵攻と遠江国衆/天野氏の内訌/国衆領の相論と戦国
大名の役割/今川氏「家中」での飯尾氏の役割/戦国大名と国衆の「外
交」/「同心」とは何か

[第四章] 「遠州忩劇」―今川領国の崩壊へ 

桶狭間合戦と「三州錯乱」/「遠州忩劇」=国衆の大反乱/引間城主・飯
尾氏の支配領域/遠江国衆の離反と内訌

[第五章] 「井伊谷徳政」と井伊直虎 

徳政とは何か/「井伊谷徳政」の経緯/井伊氏の権力構造と「銭主」 
/井伊直虎は「おんな城主」か?/後世に作られた「由緒」

【第二部】 武田・徳川氏の争いの狭間で 

[第六章] 武田氏・徳川氏の遠江侵攻
 
武田氏の駿河侵攻/徳川氏の遠江侵攻/遠江国衆の徳川氏への従属/北
遠国衆の動向/戦国大名今川氏の没落/徳川氏の遠江支配と国衆

[第七章] 遠江・奥三河の「元亀争乱」 

「元亀争乱」の開始/武田氏の遠江侵攻と三方原の戦い/遠江国衆の動
向/「元亀争乱」の背景とは/家康の反撃を受ける武田氏

[第八章] 「境目」の争乱と長篠合戦
 
遠江の戦況/勝頼による〝高天神城攻略〟/攻勢に転ずる勝頼/長篠合
戦/天野氏の犬居退去/井伊直政の登用/小笠原氏の高天神領の支配と
転封

[第九章] 徳川氏の遠江制圧 

徳川軍と武田軍の攻防/松平信康事件/天野氏の没落と奥山氏の内訌/
高天神落城と武田氏滅亡

[終章] その後の遠江国衆たち 

遠江の「戦国時代の終焉」/大名・旗本になった者/子孫・一門が大名
の家臣になった者/戦国大名と遠江国衆/「国衆」の消滅

おわりに
主要参考文献  
戦国時代の遠江・主要年表  

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