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南朝研究の最前線

南朝研究の最前線

後醍醐天皇の虚像と実像、建武政権・崩壊の理由、 南北朝分裂の訳など、飛躍的に進んだ研究成果で迫る〝激動の世紀〟とは?

著者 日本史史料研究会
呉座 勇一
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2016/07/04
ISBN 9784800310071
判型・ページ数 新書・336ページ
定価 本体1,000円+税
  • 内容紹介
  • 目次

 

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・後醍醐は、なぜ呪術にすがったのか?
・本当は、武士を優遇した建武政権・南朝!
・〝南朝の影〟に怯え続けた室町幕府!
「後醍醐神話」に彩られた激動の世紀を解明する!

◎世の中の常識
北条氏による権力独占が進んだ鎌倉幕府。
後醍醐天皇は、北条氏に不満をもつ武士たちを糾合して幕府を滅ぼす。
しかし、新たに発足した「建武政権」は武士を冷遇し、
反発した足利尊氏らによって政権は崩壊、朝廷は南北に分裂する。

◎本書の核心
建武政権には多くの旧幕府の官僚が参加し、
後醍醐天皇は武士たちに積極的に恩賞を与えた。
南朝の政策も時代に即したものだった。
では、なぜ後醍醐の「異形」性や建武政権・南朝の非現実性が定説化したのか?
その核心に迫る16論考。

はじめに──建武政権・南朝の実像を見極める  呉座勇一 

第1部 建武政権とは何だったのか

【鎌倉時代後期の朝幕関係】
1 朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった!  中井裕子 

【建武政権の評価】
2「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか?  亀田俊和

【建武政権の官僚】
3 建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち  森 幸夫

【後醍醐と尊氏の関係】
4 足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?  細川重男

第2部 南朝に仕えた武将たち

【北条氏と南朝】
5鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族  鈴木由美

【新田氏と南朝】
6 新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか?  谷口雄太

【北畠氏と南朝】
7 北畠親房は、保守的な人物だったのか?  大薮 海

【楠木氏と南朝】
8 楠木正成は、本当に〝異端の武士〟だったのか?  生駒孝臣

第3部 南朝の実像

【建武政権・南朝の恩賞政策】
9 建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか?  花田卓司

【南朝に仕えた廷臣たち】
10 文書行政からみた〈南朝の忠臣〉は誰か?  杉山 巖

【中世の宗教と王権】
11 後醍醐は、本当に〈異形〉の天皇だったのか?  大塚紀弘

第4部 南朝のその後

【関東・奥羽情勢と南北朝内乱】
12 鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか?  石橋一展

【南朝と九州】
13「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか?  三浦龍昭

【南北朝合一と、その後】
14「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは?  久保木圭一

【平泉澄と史学研究】
15 戦前の南北朝時代研究と皇国史観  生駒哲郎
  

あとがき 
関連年表 
執筆者・編者紹介 

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