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ミルクを飲まない文明

ミルクを飲まない文明

ミル クを飲まず家畜を食べない環太平洋の古代文 明が、現代文明の限界を超えるヒントになる!

著者 安田喜憲
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
歴史 > 歴史新書 > 地域別歴史新書
出版年月日 2015/05/09
ISBN 9784800306678
判型・ページ数 新書・240ページ
定価 本体1,200円+税
  • 内容紹介
  • 目次

 

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長江文明、クメール文明、マヤ文明――
ミルクを飲まず家畜を食べない
環太平洋地域の「古代文明」が、
現代文明の限界を超えるヒントになる!

◎世の中の常識
現代文明の礎を作ったのは、メソポタミア、エジプト、インダス、
黄河の古代四大文明である。その流れから古代オリエント文明、
ギリシャ・ローマ文明が興亡し、東アジアでは秦・漢帝国が誕生
して世界史の主流となった。

◎本書の核心
最近、四大文明(畑作牧畜民)だけが古代文明でないことが明ら

かになってきた。そのきっかけが、古代中国の長江文明(稲作漁
撈民)の発見である。前者の系統が現代文明を牽引してきたが、
結果、地球環境は悪化するばかり。著者は、現代文明の行き詰ま
りを救うのは、後者の文明原理であり、そうした文明群が「環太
平洋造山帯」に存在していたという。

安田喜憲 やすだ・よしのり
一九四六年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。環境考古学専攻。
広島大学助手、国際日本文化研究センター教授、東北大学大学院教授などを歴任。
現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、スウエーデン王立科学アカデミー会員。
紫綬褒章受章。主な著書に『環境考古学事始』(洋泉社MC新書)、
『稲作漁撈文明――長江文明から弥生文明へ』(雄山閣)、『日本よ、森の環境国家たれ』
(中央公論新社)、『山は市場原理主義と闘っている』(東洋経済新報社)などがある。

目次

はじめに 

【序 章】
「年縞」が文明史の興亡を解明する

【第1章】
中国・長江文明の発見──環太平洋文明①

(1) はじまった稲作漁撈文明の探究  
(2) 城頭山遺跡と長江文明の発見  
(3) 太陽・山・玉・柱・鳥・蛇を崇拝した文明  
(4) 稲作漁撈型の都市とは?  
(5) 長江文明はなぜ衰亡したのか?

【第2章】
カンボジア・クメール文明にみる長江文明の遺産──環太平洋文明②

(1) メコン川を下っては逃れた人々  
(2) プンスナイ遺跡の発掘調査
(3) 抜歯が語る稲作漁撈民の言霊信仰  

【第3章】
紀元前後の地球温暖化と文明の興亡

(1) 「新世界秩序文明」の誕生  
(2) 「東アジアの肥沃な大三角形地帯」の発見  
(3) 「古墳寒冷期」と民族移動  

【第4章】
マヤ文明と森林破壊・気候変動──環太平洋文明③

(1) 亜熱帯林の中でも文明は発展した 
(2) マヤ文明はなぜ崩壊したのか?  
(3) マヤ文明が現代人に語りかけるもの  

【第五章】
環太平洋文明に共通する世界観

 環太平洋の類似した文明  

あとがき 
注・参考文献

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