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再検証 長篠の戦い 「合戦論争」の批判に答える

再検証 長篠の戦い 「合戦論争」の批判に答える

40年にわたる合戦研究の流れを精査し、批判 点に的確かつ冷静に反論する! 論争の「第 二幕」は本当にあがったのか!?

著者 藤本正行
ジャンル 単行本
シリーズ 歴史
歴史 > 歴史関連本
出版年月日 2015/01/23
ISBN 9784800305831
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,800円+税
  • 内容紹介
  • 目次

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≪戦国ファン垂涎の話題作≫
論争の「第二幕」は本当にあがったのか!?

40年にわたる合戦研究の流れを精査し、
批判点に的確かつ冷静に反論する!

藤本正行(ふじもと・まさゆき)
1948年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。國學院大學
兼任講師。日本軍事史・風俗史専攻。文献・絵画・城郭・甲冑武具
研究を集合した独自の歴史研究を展開している。主な著書に『戦国合戦・本当はこうだった』(洋泉社)、
『鎧をまとう人びと』『武田信玄像の謎』(いずれも吉川弘文館)、『信長の戦争』(講談社
学術文庫)、『桶狭間の戦い』『長篠の戦い』『本能寺の変』(いずれも洋泉社歴史新書y)、
共著に『偽書『武功夜話』の研究』『信長は謀略で殺されたのか』(いずれも洋泉社歴史新書y)がある。

まえがき――「通説否定」の否定は可能か  

【序】 俗書と良質史料の検討  
温めていた構想/長篠合戦研究全体の現状/『信長公記』と『甫庵
信長記』

第一部 「長篠の戦い」をおさらいする

【1】長篠への道  
信長と信玄の関係/勝頼と家康の関係/奥平氏への調略

【2】信長の来援  
長篠城の包囲/進撃を停止/大規模な挑発はあったか?

【3】織田・徳川軍の布陣  
戦場への到着/先陣は家康/あるみ原の地形/戦場は何と呼ばれた
か?/あるみ原と設楽原/良質史料に裏付けなし

【4】武将たちの位置関係  
織田軍主力はどこにいたか/明智光秀は参加したか/佐久間信盛が
いた場所/先行研究を紹介すること/「ちなみに」という書き方

【5】別動隊の派遣  
勝頼の前進/山中を急行する/鳶ノ巣山砦の戦い/別動隊の評価/
戦闘の結果を左右する

【6】あるみ原の決戦  
柵から押し出す徳川軍/指揮系統の違い/決戦はじまる/『信長公
記』の決戦場面/鉄砲隊の実際の活動

第二部 批判された問題点を整理する

【1】これまでの「通説批判」の流れ
明らかな不備/一九七五年の挑戦/疑問は常識から生まれた/『信
長公記』の登場/信長の鉄砲隊の布陣と人数

【2】鉄砲の「三千挺説」と「千挺説」  

「千挺説」という誤解/蔓延する誤解/非常識な用兵/鉄砲三千挺
の新史料
【3】鉄砲〝新戦術〟の流布  
〝新戦術〟が考案された理由/信長は〝新戦術〟の考案者か/誰が
通説を作ったか/『総見記』の重要さ/通説を広めた本

【4】鉄砲三段撃ちの「段」とは?  
〝三段撃ち〟という言葉が生まれた背景/「段」は横並びにあらず/
『甫庵信長記』の「段」/長篠の戦いは「戦術革命」だったのか

【5】武田騎馬軍団の真相  
騎馬軍団と近代の騎兵隊/訓練されたバッファロー大隊/不可欠だっ
た徒歩の人々/文書にかかれない事実/酷評されたのは誰か

【6「批判の作法」は正しいか?  
鈴木眞哉氏への批判/誰が騎乗を許されたのか/隠蔽はなかった!/
勝頼も懲りないやつだ/フロイスの記した下馬戦闘/批判する際の文
章/検証が困難な批判

第三部 合戦像の根拠となる「資史料」の検証

【1「敗者」武田勝頼の評価  
突撃した理由/歴史への理解/鉄砲に向かって突撃した話/『甫庵信
長記』の天王寺の戦い/小雑賀川の戦い

【2】『長篠合戦図?風』をどう読むか?  
『?風』の分析 /絵画を読む難しさ/拡大解釈への警鐘/『長篠合戦
図?風』と援護射撃

【3】『甫庵信長記』は信頼できる史料か?  
常識から生まれた疑問/『甫庵信長記』の分析/大鉄砲が登場するわけ
/三千挺はどこにいたのか/三千挺の一斉射撃/『甫庵信長記』と平山
説の矛盾/徳川軍の活躍/他人が装?する射撃方法/決定的な誤読

【4】鉄砲の射撃法を再検証する  
平山氏が推測した射撃方法/実際の撃ち方/射撃方法の総括/研究者に
不可欠な批評的姿勢

第四部 批判は成立するのか

【1】論争の「第二幕」はあがったのか?  
『長篠合戦と武田勝頼』の「あとがき」/「虚心坦懐に史料に沈潜」し
た結果/「通説否定」の否定の実態/不完全な研究史の記述

【2】続編『検証 長篠合戦』の問題点  
華々しい論争?/信長の連続射撃/『信長公記』の読解力/同じやり方
で批判/勝頼書状の「陣城」/『甫庵信長記』について

【3】合戦研究のあるべき姿とは?  
合戦研究への提言/私の提言/戦国合戦の実証的追究/高名と名誉意識
/戦国合戦の手順/時計の針の逆回転

 あとがき――再反論をお待ちします!  

参考文献

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