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明智光秀
浪人出身の「外様大名」の実像

明智光秀

光秀には納得できないこと、信長にキレた理 由があった!信頼できる史料から、光秀の心に秘めた「叛意」に迫る注目の書!

著者 谷口 研語
ジャンル 新書 > 歴史新書y
シリーズ 歴史 > 歴史新書
出版年月日 2014/05/14
ISBN 9784800304216
判型・ページ数 新書・240ページ
定価 本体950円+税
  • 内容紹介
  • 目次

 

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光秀には納得できないこと、
信長にキレた理由があった!
信頼できる史料から、光秀の心に秘めた「叛意」に迫る注目の書!

◎世の中の常識
明智光秀の実像を検証する作業は、一五八二年の本能寺の変の原因
を探ることに尽きる。光秀の単独犯行か? 彼の背後に糸を引く黒
幕がいたのか? 事件の解明は、信長殺しの下手人捜しに終始して
いる。

◎本書の核心
光秀の実像に迫るには、「本能寺の変」の犯人捜しを意識的に避け
ることが必要である。さらに、江戸時代の著作物を参考にすること
は、できるだけ排除する。「叛逆者・光秀」という結果論からは、
生身の人間の姿を描くことは不可能である。

谷口研語(たにぐち・けんご)
一九五〇年岐阜県生まれ。法政大学大学院人文研究科博士課程単位
取得。現在、法政大学兼任講師。専攻は日本中世史。主な著書に
『流浪の戦国貴族 近衛前久』(中公新書)、『美濃土岐一族』『飛
騨三木一族』(いずれも新人物往来社)、『地名の博物史』『地名
で読みとく合戦史』(いずれもPHP新書)、『犬の日本史』(吉川弘
文館)、『執権北条時宗と蒙古襲来』(成美文庫)、『森長可』
(PHP文庫)などがある。

はじめに 

【序 章】 土岐氏と明智氏──光秀の出自を探る 

美濃の土岐氏  
「土岐文書」と「明智系図」  
混乱する諸系図  
兵庫頭家と上総介家の対立  
奉公衆の明智一族  
繋がらない光秀の系譜

第1部 将軍 義昭・信長と光秀

【第一章】 信長と義昭の上洛 

細川藤孝との出会い  
義昭の越前入り  
藤孝と信長の交渉  
信長の尾濃 和睦違反  
光秀の登場――文書1  
光秀の登場――文書2  
信長と義昭の上洛

【第二章】 京都の光秀 

本圀寺合戦  
信長の奉行  
朝山日乗と光秀  
元亀
元年正月の五ケ条  
朝廷・幕府と光秀

【第三章】 第一次信長包囲網
 
信長包囲網の形成  
志賀の陣  
志賀の陣の光秀  
山門焼討ち  
志賀郡の拝領  
坂本築城  
与次の逐電事件  
志賀郡の支配

【第四章】 将軍 義昭の追放 

義昭から離れる  
織田・武田の祝言  
細川藤孝の寝返り  
義昭の離反  
将軍「御逆心」  
将軍追放と幕府滅亡

第2部 信長・光秀と畿内衆

【第五章】 義昭の天下から信長の天下へ 

義昭の天下と信長の分国  
画期となった天正三年  
山中越えの整備と坂本  
光秀の水軍  
村井・明智の京都「両代官」 
京都代官を解任される

【第六章】 第二次信長包囲網 

「畿内衆」の形成  
越前一揆攻め  
丹波攻略戦の開始と中断  
石山本願寺との戦い  
光秀夫妻の病  
拡大する織田軍の戦線  
丹波平定成る  
丹波の支配

【第七章】 光秀の与力大名 

松長久秀と筒井順慶  
筒井順慶、信長に従属  
光秀と順慶  
光秀と荒木村重  
荒木村重の謀叛  
有岡城の惨劇

【第八章】 織田政権の確立と光秀 

筒井順慶の大和拝領  
細川藤孝の丹後拝領  
京都馬揃え  
光秀の軍法  
武田攻めに従軍  
家康饗応  
西国出陣の用意

【第九章】 本能寺の変

本能寺の変勃発  
二条御所の戦い  
光秀の動機は諸説紛々  
桑原論文「本能寺変の一起因」  
対長曽我部政策の転換 
順慶の「東国出陣」  
光秀与力の解体

【第十章】 山崎の合戦 

光秀の「三日天下」  
細川・筒井両軍不参  
秀吉の「中国大返し」  
山崎の合戦に惨敗  
光秀の最期 
坂本炎上

【終 章】 人間 光秀の虚像と実像 

光秀の重臣  
その他の家臣  
光秀の親族  
連歌交友録  
茶の湯交友録  
光秀の人となり  
「皆殺し」の軍事行動

あとがき 
光秀年譜 
参考文献 

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